第三章 プロジェクト・スコープ記述書の作成
1.プロジェクトマネジメント計画書の作成プロセスの目的を説明しできますか?
プロジェクトマネジメント計画書作成プロセスでは、すべての補助計画書を定義、調整
統合します。
2.プロジェクト・スコープ記述書の目的を理解していますか?
プロジェクト・スコープ記述書はすてーくホルダー間でプロジェクト・スコープを
共同理解するのに役立ちます。プロジェクトの要素成果物、それらの定量化可能な基準
がプロジェクト・スコープ記述書に記載され、プロジェクト・マネジャーとすてーくホルダーが
それを使ってプロジェクトが成功裏に完了したかどうかを判断します。プロジェクト・スコープ
記述書は将来のプロジェクトに関する意思決定の基準にもなります。
3.プロジェクトの制約条件と前提条件を定義できますか?
プロジェクトの制約条件は、プロジェクト・チームの選択肢を制限し、プロジェクト・チーム
の行動を制約します。時には制約条件が行動を支配することもあります。時間、予算、コスト
は、一般的な制約条件です。前提条件は真実または本当と推定される条件です。
4.スコープ・マネジメント計画書の目的を説明できませんか?
スコープ・マネジメント計画書は、プロジェクトの成否を直接左右するものであり、プロジェクト
・スコープを決定するプロセスを記述し、WBSの作成を容易にし、プロジェクトのプロダクトや
サービスを検証し、受け入れる方法を記述し、スコープの変更を扱う方法を文書化します。スコープ
・マネジメント計画書はプロジェクトマネジメント計画書の補助計画書です。
5.WBSとその構成要素を定義できますか?
WBSは要素成果物を主体とした階層です。WBSはプロジェクト・スコープ記述書または同様の文書に記載
されている要素成果物を利用して、それらを論理的で管理しやすい作業の単位に要素分解します。
レベル1は主要な要素成果物レベルまたはサブプロジェクト・レベルであり。レベル2は要素成果物をさらに
詳細かしたものです。WBSの最下位レベルは、ワーク・パッケージと呼ばれます。